「森林認証」取得しています
SGEC/PEFC
「森林認証」とは、木材が持続可能に管理された森林から伐採されたものであることを、利害に関係のない第三者機関が審査し認証する制度です。認証は下記の2つから成り立っています。
●「FM認証」:持続可能に管理された森林の認証。生物多様性の保全や就労者の労働安全への配慮を行なっているか、などのガイドラインに基づいて審査されます。
●「CoC認証」:FM認証森林から産出された林産物が、認証を受けていない森林のものと混ざらないように適切に分別管理されていることの認証。
日本では認証森林の面積は森林全体の10%程度で、認証制度の認知度もまだ高くありません。
しかし欧州では、認証森林が80%を超える国々もあり、木材取引においては認証取得が当然になりつつあります。
井上林業の山林は100%森林認証を取得
井上林業の山林は100% FM認証(SGEC/PEFC)を、加工に関わる木楽里はCoC認証を取得しているため、私たちが生産する木材(木製品)は基本的にすべて「森林認証製品」としてご提供できます。
皆様が、持続可能な木材調達の責任を果たすためにも、安心して選んでいただける木材です。
認証基準に基づく森林管理
例えば、材木としての価値が低い木でも、鳥や小動物の住処となる「うろ」があれば伐らずに残し、植栽した針葉樹以外の多様な樹種も可能な限り保全します。また作業で使うチェーンソーオイルも環境負荷の少ない植物性のものを選ぶなど、日々の活動で環境への配慮を徹底しています。
こうした取り組みは、人工林であっても豊かな生態系を育むことにつながります。
私たちは森林認証材の価値や環境配慮の重要性を、見学などを通じて積極的に伝えています。
森林認証について詳しく知りたい方はこちら>>>
SGEC/PEFCジャパン公式サイト:
https://sgec-pefcj.jp/