木楽里は西川林業地にある「森に還る木工房」です。扱う木製品は基本的にすべて自社で管理する飯能の西川材で製作しており、木楽里の製品を使っていただくことがそのまま森づくりにつながる「森に還る」木材利用を徹底しています。素材の背景にある森林にまで思いを馳せたものづくりにこだわっています。

木楽里の特色

江戸時代から代々育てた

一級品の西川材

埼玉県飯能市の西川林業地域は江戸時代から植林がされてきた古くからの林業地です。弊社代表の井上はこの歴史ある林業地で長年にわたり林業を営み、代々丁寧な育林を続けてきました。こうして育ててきた私たちの木は社寺建築や文化財の補修にも数多く使われています。それらの木の木目、色艶、香りを現代の身近な暮らしの中で感じていただきたい、そんな思いで木楽里の木製品はつくられています。

自分たちで育てた木を使う

林業×木工の一貫体制

一本一本の木には個性があります。いくら良質な材料でも、加工を間違えればその価値が半減してしまいます。木楽里は1997年のオープン以来、様々な木製品を作る過程で、木の個性・特性を活かす技術を培ってきました。木を育てるところから加工まで一貫して行うことで、一本一本の木の良さを存分に引き出す事ができます。

森を守る木材利用

森林認証材

森林認証とは、木材が持続可能に管理された森林から伐採されたものであることを証明する仕組みです。適切に管理された森林を認証する「FM認証」と、認証森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証する「CoC認証」の2つで成り立っています。木楽里ではそのどちらも取得しているため、扱う木製品は基本的にすべて森林認証材。森林認証製品を選ぶことは持続可能な森林管理を支援することになり、消費者も一緒に森を守ることに貢献できます。

森で人も育む

木育活動

木楽里では森で木を伐ったり、木工の体験ができるイベントを開催しています。かつては誰もが生活の中で身近に触れる機会があった森林や木材ですが、現代ではこうしたイベントの中で初めて木に触れる方も少なくありません。まずは森の中で遊んで、木で何かを作って、思い切り楽しむ。その過程で少しでも森や木のことを知っていただき、次の世代の森づくりにつながるといいな、と考えています。