「サウンドウッズフォーラム2025」登壇します

テーマは「まちにつながる森の所有者はどこにいるのか」
2025年5月30日(金)に開催される「サウンドウッズフォーラム2025」のシンポジウム。
そのゲストパネラーとして弊社代表の井上峻太郎が登壇します。
開催趣旨について(シンポジウムの情報サイトより抜粋)
現在、多くの林家が林業経営の意欲をなくし、森林を所有していることに意味を見出せなくなっています。 社会全体では環境保全への意識が高まっていますが、その一方で大切にされない森林が増え続けている現実があります。 次世代に健全で豊かな森林を引き継いでいくために私たちにできることは何か。現在も意欲的に所有林の経営に取り組んでいる林家の生の声を聴きながら、これからの森林管理の方向性を考えます。 |
こちらの文章にある「林家(りんか)」という言葉は、多くの方にとって聞き馴染みのない言葉ではないでしょうか。
「林家」とは山林を1ha以上保有する世帯のことで、農業で言う「農家」と似た意味です。私たちもそのひとつで、江戸時代から代々大切に木を育て、山林を受け継いでいます。
現在日本では、山林の57%が私有林(個人や企業の所有)です。
ですから、林家をはじめ民間所有者の山林に対する関心・経営意欲次第で、日本の森林の将来の姿は良くも悪くも大きく変わるでしょう。
けれども、開催趣旨にもあるように、特に林家にとって山林所有のメリットよりも負担の方が大きく感じるようになり、山林を経営していくことに意味を見出せなくなっているのが実情です。それはつまり、手入れがされず放置された森林が増えているということです。
シンポジウムでは、このような山林所有・林業の実情の中で森林と生身で向き合い日々創意工夫をしている若手林業家が登壇し、『森林経営の持続的継承と、「森」づくりへの「まち」の関わり』(シンポジウムの情報サイトより一部抜粋)についてディスカッションします。
森で生きながら、森を所有する立場の者同士が語り合う、貴重なシンポジウム。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください!
詳細はこちらからご覧ください>>>
https://soundwoods.net/info/forum2025